せっせと株を売ったり買ったりしている私ですが、将来のことで特に気にしているのが「お金の教育」についてです。
お金の教育は、これからの時代を生きる子どもたちにとって欠かせないものです。私は投資をしながら資産形成を考えていますが、特に気になるのが 「子どもにどうやってお金の知識を教えるか?」 ということ。
最近では金融教育やマネーリテラシーの重要性が注目されており、「国や会社に頼る時代は終わった」と多くのメディアでも取り上げられています。子どもが将来、相続した財産を有効活用し、自立して豊かな人生を歩めるようにするためには、まず 親が金融知識を身につけることが必須 です。
そこで今回は、 親が読むべき金融マインドの指南書 として大ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』をご紹介します。
名著「金持ち父さん 貧乏父さん」は最高のお金指南書!
『金持ち父さん 貧乏父さん』は、ロバート・キヨサキによるベストセラー書籍 で、富を築くための金銭的な考え方を学べる本です。
この本では、著者の 実父(貧乏父さん) と、友人の父(金持ち父さん)の考え方を対比しながら、 貧乏になる人と金持ちになる人の思考の違い を解説しています。
こんな人におすすめ
- お金の教育をどうするか悩んでいる親
- 子どもにマネーリテラシーを身につけさせたい
- 投資や資産運用について学びたい
この本が教育本としてお勧めな理由
この本は初版が2013年と10年前ですが、「お金の本質」をテーマにしているため2023年現在読んでいても全く古さを感じません。
私も何度も読んでいますし「もっと早く読んでおけばよかった」と非常に後悔した一冊です。
私が持っている本も2022年に発行されたものですから、現在も多くの人に読まれていることがわかりますね。
- 親が子供にお金の本質を教えた成功例が見れる
- 経理初心者でもわかる損益計算書と貸借対照表の説明
- 学校とは違うお金の稼ぎ方を教えてくれる
親が子供にお金の本質を教えた成功例が見れる
この本の1番の特徴は筆者の幼少期に友人の父親(金持ち父さん)にお金持ちになる手解きを受けるやり取りが書かれていること。
注目して欲しいのは金持ち父さんがいかにして幼い子供にお金の本質を伝えていったかという点です。
優しく、それでいてシビアな教育方針は親として参考になるのではないでしょうか。
と言ってもここまで徹底できる人もなかなかいないかも知れませんが、完成した教育者として一例として私たちが見習うべきところは沢山あります。
幼い子供でもわかる損益計算書と貸借対照表の説明
株をやってはいますが、私は経理は全くわかりませんし今でもまだ素人、勉強中の身です。
そもそもややこしい計算は大嫌いですし、数学も大嫌いで全く興味がありませんでした。
ですが経理の重要性を初めて感じ「よっしゃ勉強しよう」と思わせてくれたのがこの『金持ち父さん 貧乏父さん』だったのです。
この本では幼い子供でもわかるほど噛み砕いてファイナンシャル・リテラシーの初歩を教えてくれます。
学校とは違うお金の稼ぎ方を教えてくれる
「勉強して何かしらの職業に就く」という学校で教えてくれる以外の働き方・生き方が書かれています。
学校という枠に疑問を持っていたり、学校が合わない、ちょっと自分がいるべき世界ではないと感じる子供さんにも、視野を広げるきっかけになると思います。
ただ読んでみればわかるとおり、「学校が教えていることに疑問を持っていた」と話す筆者も非常にエリートな経歴を持っている人です。
「学校が教える働き方は嫌だから学校なんて適当でいい、勉強しなくていい」ということではないので、ここは子供が勘違いしないように伝えなければなりませんね。
『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで、子供達に勉強させる前に私たちが学ぼう
今回は「現役子育てママがお勧めする、まず親が読んでおくべき金融本」というテーマでお伝えいたしたがいかがでしたでしょうか。
この本は大人が読み込むだけでなく、大人が子供にわかりやすくお金について伝える参考書としてピッタリだと思います。
ぜひ一度読んでみてくださいね。