みなさん国債って持っていますか?
株やFXなど他の金融商品よりもずっと安全性が高く、なおかつ定期預金よりも金利が高いため投資初心者の方も手が出しやすい投資方法です。
株式投資のように、日本だけでなくアメリカの国債も気軽に購入ができますよ。
買うならどっちがいいのか、日本国債と米国国債の違いについてまとめてみました。
1. そもそも国債って何?まずは簡単に解説します
国債とは国が財政資金を調達する手段として発行している債券のことです。
国が発行した国債を購入することで、債券保有者に対して一定の利息を支払い、償還期日に元本を返済します。
国債は低リスクの資産として知られていますね。
日本政府が債務不履行(デフォルト)にならない限りは、元本割れの心配がないのが特徴です。
国債はその国に投資をしているということですから、確かに一企業に投資をするよりもずっと安全だと言えます。
2. 日本とアメリカの国債の違い
同じ国債を買うにしても、日本とアメリカでは特徴が違います。
それでは日本国債と米国債の違いについてメリットとデメリットを見ていきましょう。
(1) 日本国債のメリットとデメリット
安定性と信頼性が高いのがメリットです。
日本国債は日本という安定した国が発行しているので、リスクが低く余程のことがない限り元本割れの心配がないのが嬉しいですね。
また、日本国内の運用であれば円での取引が可能なため為替リスクがなく、手数料もかかりません。
デメリットは利回りの低さ。
定期預金よりも高いですが、米国国債と比べると利回りが低く収益率が低いですね。
(2) 米国国債のメリットとデメリット
米国国債は世界最大の債券市場を持ち、取引が活発です。
取引が活発だと価格が急激に変動することが少ないため、価格リスクや価格のスプレッド(売値と買値の差)が比較的安定しています。
安定した売買が行えるということです。
また、米ドルは国際的な通貨としての需要が高く、為替変動の影響が相対的に安定しているのもメリットですね。
また、日本国債と比べて利回りが高いです。
デメリットは為替リスクがあると言うこと。
米ドルが下がってしまえばせっかく利回りが良くてもマイナスになってしまう可能性があります。
また、基本的にドルから円に換金するときに手数料がかかります。
手数料分の利益が出せているかは重要ですね。
4. どちらを買うべき?
どちらの国債を購入するかは、個人の投資目的やリスク許容度によって変わってきます。
日本国債は低リスクで安定性が高いが、利回りが限られることがある一方、
米国国債は利回りが高い代わりに流動性も高くリスクがやや高い傾向があります。
また、為替リスクやドルから円に換金するときの手数料も考慮する必要があります。
私は日本国債も米国国債も両方持っていますが、やはり米国国債の方が現段階では利益が出ています。
ちなみに、もし私が国債を買い足すとするなら、円安がさらに進むと考えているので今のうちに米国国債を選びますかね。
3. 国債の買い方は?
では、国債を買うにはどんな方法があるのでしょうか。
国債は銀行や証券会社を通じて購入することができますよ。
オンラインでも簡単に購入が可能です。
国債はある程度の期間と金額を自分で決めることができるので、無理のない範囲でチャレンジしてはいかがでしょうか。